会議では「当面、中国の経済発展には、勢いがある。しかし同時に、発展の中でバランスや協調が取れていないこと、持続が不可能であるといういった矛盾が目立っている。また、国際的な環境と国内の経済活動の中でも新たな状況や課題、矛盾が出ている」としました。更に「成果を正しく認識し、経済活動における自信を固める一方で、冷静を保ち、憂慮する意識を高めて、各種困難と潜在的なリスクへの対策を講じるべきだ。そして、経済の発展の勢いを強固にしていかなければならない」としました。
会議はまた「経済成長の方式転換に拍車をかけ、マクロ調整を引き続き強化・改善していく。前向きな財政政策と通貨政策や物価の安定に尽力していく。更に、構造調整と省エネ排出削減のスピードをあげ、人民生活の保障と改善に力を入れる。経済の安定的で緩やかな成長と社会の調和と安定をもって、第12次五ヵ年計画の良いスタートを切らなければならない」ことを強調しました。
さらに、会議は、今年10月に北京で中国共産党の第17期中央委員会第6回全体会議を開くことを決めました。この会議では、中国共産党中央政治局が中央委員会に活動報告を行うほか、文化事業の体制改革と、いかに社会主義文化を発展、繁栄させるかを検討することになっています。(翻訳:ヒガシ)
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