声明では、「この緊縮財政案がギリシャ議会で可決されたことはギリシャが財政の強化および構造改革に向かって重要な一歩を踏み出したことを示し、ギリシャが当面の困難な状態から一歩踏み出したことでもある。今回の投票結果はギリシャ国家の責任感を表している」と述べています。

　30日にギリシャ議会は緊縮財政案の具体的な実施計画について投票を行います。欧州連合（EU）は29日声明を発表し、ギリシャ議会が30日の投票で引き続き政府を支持するよう呼びかけました。

　現地時間29日午後、ギリシャ議会は政府の提出した今後5年間の緊縮財政案について投票を行い、最終的に155票対145票で可決しました。（翻訳：董燕華）国際・交流へ