NATO・北大西洋条約機構の戦闘機が25日早朝、リビアの首都トリポリにある、リビアの指導者カダフィ大佐の住宅所在地を爆撃しました。リビア政府高官は、カダフィ大佐を殺害しようとする、NATOの行為を非難し、「爆撃で45人が負傷した」と述べました。
現在、爆撃の時に、カダフィ大佐自身が住宅内にいたかどうかは分かっていません。
リビアのある高官は爆撃の後、メディアに対して、「負傷した45人のうち、15人は重傷だ。また、爆撃でカダフィ大佐が関係者との会議に使用する建物が大きく壊された」と述べました。
なお、3月19日から、アメリカ、フランス、イギリスなどの西側諸国はリビアに対して軍事介入を行なっています。3月31日、NATOがリビアに対する軍事指揮権を全面的に引き継ぎ、今月22日から、NATOはリビア政府軍の支配地域に対して空爆を強化し始めたということです。(翻訳:玉華)国際・交流へ
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