NATOの加盟国とアフガニスタン軍事行動に参加するNATOのパートナー関係国66カ国の参謀総長、軍事代表らは26日から27日にかけて、ブリュッセルのNATO 本部で会議を開き、昨年11月のNATOリスボンサミット精神の実施について、具体的な計画を策定しました。この計画には、NATO の今後10年の発展戦略の実施、アフガンニスタンへの防衛事務の移譲および撤兵後のアフガニスタンの安全と安定をどのように保障するかなどが含まれています。
26日の午後に開かれたNATO・ロシア理事会参謀総長会議で、双方は2011年度の軍事協力活動計画を確認しました。それによりますと、双方は今年、アフガニスタンやテロ取締り、海賊取締り、戦区ミサイル防御体制など6つの分野における軍事協力を強化します。しかし、共同の欧州ミサイル防御システムの構築においては、大きな意見の食い違いが存在しています。NATOは双方が各自に独立したミサイル防御システムを構築することを提案しましたが、ロシアは双方の防御システムを一つにする、または部分的に統括する提案を行いました。
また、会議で双方は共同声明を発表し、モスクワの空港テロ襲撃事件を非難し、今後連携して、テロリズムを取り締まっていくことを表明しました。 国際・交流へ
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