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　北大西洋条約機構（NATO）のラスムセン事務総長は20日、ポルトガルで、「NATOは2011年始めからアフガニスタン政府に治安権限の移譲を始め、2014年末までに委譲を終了する」ことを発表しました。

　ラスムセン事務総長は、「移譲作業終了後、NATOの部隊の任務は戦闘ではなく、研修や指導など、サポートの役割を担っていく」と話しました。

　この日、NATO加盟国28カ国とアフガニスタン行動に参加した非NATO加盟国20カ国の代表はポルトガルで、アフガニスタン問題に関する会議に出席しました。NATOのラスムセン事務総長とアフガニスタンのカルザイ大統領はNATOとアフガニスタンと長期的パートナーシップの確立させていくことで合意。協定に調印しました。

　2003年8月、NATOはアフガニスタン駐屯の国際治安部隊の指揮権を正式に接収しました。これまで、48の国がNATOのアフガニスタンにおける軍事活動に参加し、総兵力は13万人を超えています。（翻訳：Yan、吉田）