中国国家統計局が15日発表したデータによりますと、中国の1月の消費者物価指数(CPI)は前年同期より4.9%増加しましたが、市場予測を下回りました。この情報に注目する国内外の専門家は、「中国の1月のCPIデータは予想より低いが、インフレの圧力は依然として存在する」と述べました。
中国銀行の譚雅玲女史は、「今回のCPIが予想より低いことは新たな統計方法を採用したからである。新たな統計方法が最新の消費構造の実際の状況に合い、徐々に国際的なスタンダードに合って来ているが、中国は依然として比較的大きなインフレの圧力に直面している。今年1年のCPIは持続的な上昇を見せるだろう」と述べました。
アメリカの雑誌『ビジネスウィーク』は記事の中で、「今回発表したデータは、中国のインフレの圧力が軽減しておらず、中国はすでに、構造的なインフレの時代に入ったことを示している。中国は今後依然として通貨緊縮の政策を続けることが予見できる」としています。(翻訳:玉華)暮らし・経済へ
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