国家統計局は15日、この1月のマクロ的な経済データーを発表しました。
中国人民大学財政金融学院の趙錫軍副院長は記者のインタビューに答え、1月のCPI・消費者物価指数の上昇について「上昇率が予測より低かった理由は、項目ウェートの調整にあるほか、消費における季節的要素を考慮に入れすぎだからだ」と述べました。
また、干ばつや世界の大口商品の価格変動の影響を受け、今年はインフレによる圧力が依然とし大きいが、マクロ規制には変化があるかどうかという質問に対し趙錫軍副院長は、「国内の異常な気候の継続、それに食糧の世界的な供給不足という現象も価格上昇を後押しするだろう。政府は適切な通貨政策を取り、生産を強化し、投機行動を抑制するなどをの措置を講じ、価格安定に全力をあげている」と述べました。
さらに、1月のCPI・生産者物価指数が前年同期より6.6%増えたことから、経済の発展情勢をいかに判断するかということについて趙錫軍副院長は、「多くのデーターによれば、中国経済は依然として、拡張期にあるものの、企業はコスト上昇の圧力を感じている。また、国際的には、アメリカの国債追加買入れ通貨政策実施の影響を受け、大口商品の価格は更に上昇する可能性がある。中国経済は依然としてチャレンジと圧力に直面している」と述べました。(翻訳:董燕華)暮らし・経済へ
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