韓国、アメリカと日本の専門家やマスコミはこのほど、朝鮮半島情勢はある程度緩和したが、これは中国の努力によるところが大きいと評価しました。

　朝鮮半島問題の専門家、韓国東国大学（とうごくだいがっこう）のキムヨンヒョン（Kim Yong-hyun）教授はこのほど新華社通信のインタビューを受け、「各国の共通認識が広がりをみせているため、2011年になると緊張した朝鮮半島情勢に転機が生じるだろう。上半期に6ヶ国協議が再開される可能性も高い」と指摘し、中国がそれを実現するため努力を払ったと評価しました。

　中国問題の専門家、米カトー研究所（Cato Institute）の防衛・外交部門を担当するカーペンター副所長は、「6ヶ国協議を再開するため中国が払った外交努力は建設的なものである。これは、かなり難しい作業であるため、中国が果たした重要な役割を評価すべきである」と述べました。

　日本時事通信社の服部健司（はっとりけんじ）外信部長は、「朝鮮半島の緊張を緩和するため、中国は力を尽くし、実りある結果を得た。中国が引き続き努力を払っていくことを期待している」と述べました。

　イギリスの「ファイナンシャル・タイムズ」もこのほど記事を発表し、「この一週間、朝鮮は冷静さを見せた。韓国もこのほど、6ヶ国協議を再開する意欲を示した。これは、いずれも中国の努力の賜物であろう」と述べました。（翻訳：KH）

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