国連のリン・パスコー事務次長は23日、「パレスチナとイスラエルはユダヤ人入植地の建設問題での意見の食い違いを解決できず、双方の交渉再開は難しい」と語りました。
これは23日に安保理で行われた中東問題の月例会議で述べられたものです。また、パスコー事務次長は「パレスチナとイスラエルは直ちに当面の膠着状態を打破し、直接交渉を行わなければならない。そのため、関係各方面は、イスラエルの入植地建設を凍結するなどの具体的な問題で進展を遂げるよう推し進めるべきだ。」と述べました。
9月26日にヨルダン川西岸でユダヤ人入植地の建設凍結令が期限満了を迎え、それ以降いくつかの入植地で建設作業が急速に再開しています。さらに、イスラエルは東エルサレムで1500軒以上の住宅を新設するという計画を発表したため、パレスチナ側からの強い不満を招きました。(11/24 翻訳者:Lin チェッカー:吉野)
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