アメリカ国防総省のミラー政策問題担当官7日ワシントンで、アメリカ政府の各部門が発表されたばかりの『核態勢見直し報告』に基づき、今後の核軍縮目標や核武装能力とそのインフラレベルに対する調整を始めていることを明らかにしました。

　これについて、ミラー氏は、アメリカとロシアが調印する新しい核軍縮条約が議会で承認された後のアメリカの核軍縮目標を確定するため、オバマ大統領は各部門に調査研究を行うよう指示したとした上で「この調査研究は、アメリカの核抑止力での需要内容などを評価することにある。国防総省はこの評価結果を踏まえて、戦略計画や武装部隊の構造などを調整していく」と述べました。（朱丹陽）