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• 中国 「端午節」祝いで被災地支援の取り組みも

 8日は、中国の伝統的な祝日「端午節」(旧暦5日5日)に当たります。四川大地震の発生以来初めての伝統的な祝日を迎え、各地で祝賀イベントを行っているほか、被災地の住民を支援する活動にも取り組んでいます。北京市や上海市、江蘇省、湖南省などでは、ドラゴンボートレースや詩の朗読大会などを行って端午節を祝っています。中国人は、端午節にチマキを食べる習慣がありますが、地震の被災地の人もチマキを食べられるように、四川省のある自動車修理工場は、1万個のチマキを作って被災地に送りました……

幻なちまき
 歴史書の中で最初にちまきについての記載があるのは晋周処の『風土記』です。唐偉巨源の『食譜』によると、最古のちまきは西安の蜂蜜ちまきに始まるとされます。その特徴はもち米だけで作られることです。ちまきを煮た後にそれを冷まし、薄切りにしてから蜂蜜とシナモンをかけていただきます……
外国のちまき

 日本のちまきとは茅巻の意。5月5日に食べることがおおく、糯米または米粉にて作った餅を円錐形に作り、菰、笹、茅の葉などで巻き包んだものです。ベトナムのちまきは陰暦は端午の節句にちまきを食べます、塩ちまきとはもち米と一緒に干し海老や豚肉、小豆などと半個の塩漬け卵を巻きます。塩基のちまきは、もち米粉と一緒にココナッツの糸や干し海老……

ちまきの分類

 ちまきといえば、中国北方ではあんこやなつめを具にしたものが主流ですが、実は最近いろいろな変化が起きています。

 「杏花楼」や「新雅」を代表とする広東風味のちまきは柔らかく、味がとても濃厚です。ちまきの下は平たく、上は五つの角がそれぞれの方向に向いた形になっています。広東式のちまきの具は栗や、肉、卵の黄身、シイタケなどいろんな種類があります。「裏枕粽」というちまきはさらに北京ダックを具にしたものもあります……

南北のちまき

 一言で「ちまき」といっても、地域によってそれぞれの特色があります。大雑把に見て、中国の南では肉を具にしたちまきが一般的ですが、北だとあんこやなつめなど甘いものを具にしたちまきが多く見られます。

 以下では地域ごとに代表的なちまきをいくつかご紹介しましょう。広東ちまき:広東のちまきは形が大きいのが特徴です。豚肉やあんこを具にしたちまきのほか、チキン・アヒルの肉・チャーシュー・たまごの黄身・シイタケ・練りおろしたリョクトウなどを材料にした「錦ちまき」があります。福建省アモイ・泉州ちまき:アモイと泉州は「チャーシューちまき」……

端午節の写真
 
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