最近、中国では、1本の映画が話題になっています。1976年に中国河北省の唐山市で起きた大地震をテーマにした映画で、その名も「唐山大地震」。
7月22日から中国で公開されていますが、初日の興行収入は、今年初め中国で上映されたアメリカの3D映画「アバター」を上回り、公開後5日間で興行収入は2億元(およそ25億円)に上ったそうです。とても感動的な作品で、この映画を見た人で涙しなかった人はいないというくらいです。
私は日本語を勉強するために、ときどき日本の小説や映画を見ていますが、宣伝用のものか知りませんけれど、いつも「10万人が泣いた感動大作」とかのようなフレーズを見かけます。中国ではそういう言い方はあまり見ないですが、もしするなら、この「唐山大地震」という映画は相応しいものですね。中国は、人口が多いから、最終的に何百万人が泣いた、もしかして1億人が泣いた感動大作になるかもしれません。
唐山大地震が起きたとき、私はまだ生まれていないので、そのころどういう様子だったのか、人々の間でどんな物語があったのか、すごく知りたいから、ぜひこの映画を見たいと思います。もし、日本で上映されることがあったら、みなさんも、どうぞご覧になったらいかがでしょうか。
さて、経済直行便、今日も情報満載でお伝えします。どうぞ最後までお付き合いください。
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