サッカーのワールドカップの試合は3分の2ほど過ぎましたが、まだまだ激戦が繰り広げられています。
今日(29日)も番組収録の後、日本代表とパラグアイとの試合が行われます。アジアを代表するチームとして、何とかベスト8に残ってほしいと応援している中国のサッカーファンも多いです。
今週は、ニュースフラッシュで、先週北京で開かれた「第1回中日物流政策対話会議」の様子、そして、FIFAワールドカップに初めて協賛した中国企業・ソーラー製品メーカーの「中国英利」についてご紹介します(写真上は「中国英利」の苗総裁)。
また、この7月1日は香港の祖国帰還13周年の日になります。香港出身のアグネスチャンは、ふるさとに捧げた歌で香港のことを「言葉では言い尽くせない良さ」があり、「永遠のドリームランドだ」と湛えていました。このような香港で暮らし、夢を追い求めている人たちに話を聞いてきました。
今週と再来週の番組で特集「香港ドリーム」としてお送りします。
一回目の今週は、タンタン麺がおいしいことで知られている飲食チェーン店「詠藜園」(えいれいえん)の経営者・王小玲さん(写真右↓)のインタビューをお送りします。
「詠藜園」は1947年、揚州出身の王さんのお舅さんにより、九龍(ガウロン)の山村「ダイヤモンドヒル」に作られたものです。当時のダイヤモンドヒルには映画撮影所の製作スタジオが散在していました。「詠藜園」の創設と命名には香港を代表する映画監督李翰祥(リー・ハンシャン)氏もかかわっていました。
その頃は、一杯0.3香港ドル(日本円で5円ぐらい)のタンタン麺を出していた小さな店が60年あまり経った今、香港に三店舗あり、年商5000万香港ドル(5億円以上)の大企業になりました。この秋、日本やアメリカ、中国本土にも相次いで出店する計画です。(王小燕)
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