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選者のプロフィール
 李順然、中国国際放送局(北京放送)元副編集長。著書に『わたしの北京風物詩』『中国 人、文字、暮らし』『日本・第三の開国』(いずれも東京・東方書店)などがある。
前書き
 漢詩は、ときにはわたしを励まし、ときにはわたしを慰め、ときにはわたしの心を洗い清めてくれる。訓読の訳文に加えて、素人のまったくの「遊び」だが、和漢折衷の自己流の戯れ訳を添えてみた。日本の歌人の名訳を添えた詩もある。読んでいただければ嬉しい。
選者のひとこと
 一月七日を人日という。前漢の人東方朔の『占書』によると元日から八日までの日々を、それぞれ鶏、狗、猪、羊、牛、人、殻の日とし、その日の天候によって一年の吉凶を占った。唐代の『金谷園記』には、この日(一月七日)に七種類の山菜を食べると病気にかからないという風習があったと記されている。日本でいう七草の粥のルーツだろう。屠蘇もそうだが、日本の正月の行事には、中国では姿を消したものが中国に里帰りして、ふたたび中日共通の行事になるかも知れない。
 この詩の妙なるところは、転句、結句の「帰」と「発」にあるといわれる。「帰」は人と雁に係り、「発」は人と花に係っている。人(わたし)も雁も北の故郷に帰るがわたしは雁より後れ、人(わたし)の(故郷を)発うには花が発くのより早いのだというわけだ。
紹介した『私の漢詩歳時記』

・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年三月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年三月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年二月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年二月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年二月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年一月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年一月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー二〇一二年一月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー十二月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー十二月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー十二月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー十一月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー十一月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー十一月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー十月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー十月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー十月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー九月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー九月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー九月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー八月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー八月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー八月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー七月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー七月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー七月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー六月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー六月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー六月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー五月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー五月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー五月上旬

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