会員登録

選者のプロフィール
 李順然、中国国際放送局(北京放送)元副編集長。著書に『わたしの北京風物詩』『中国 人、文字、暮らし』『日本・第三の開国』(いずれも東京・東方書店)などがある。
前書き
 漢詩は、ときにはわたしを励まし、ときにはわたしを慰め、ときにはわたしの心を洗い清めてくれる。訓読の訳文に加えて、素人のまったくの「遊び」だが、和漢折衷の自己流の戯れ訳を添えてみた。日本の歌人の名訳を添えた詩もある。読んでいただければ嬉しい。
選者のひとこと
 タイトルの霊隠寺は、中国の名勝の地杭州西湖のほとり、霊隠山のふもとに建立された中国の仏教禪宗十刹に数えられる名刹。東晋咸和(326~334年)に、この地を訪れたインドの高僧が「仏霊宿るところ」と言ったと伝えられる。この言葉が、この寺のネーミングに繋がったのかも知れない。
 作者小伝でもふれたように、潘閬は進士の資格は取ったものの官界のお役所仕事に馴じめず、いくたびも処罰を受けている。この詩は、俗界を遠く離れた霊隠寺に宿し、のんびり囲炉裏の火で暖を取り、夕暮れどきのうたたねを楽しむ自分を「この世に稀なものぐさ者かも」と詠しで、官界であくせく働くつまらなさを諷刺している。
紹介した『私の漢詩歳時記』

・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年三月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年三月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年二月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年二月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年二月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年一月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー二○一二年一月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー二〇一二年一月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー十二月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー十二月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー十二月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー十一月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー十一月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー十一月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー十月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー十月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー十月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー九月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー九月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー九月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー八月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー八月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー八月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー七月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー七月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー七月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー六月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー六月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー六月上旬
・わたしの漢詩歳時記ー五月下旬
・わたしの漢詩歳時記ー五月中旬
・わたしの漢詩歳時記ー五月上旬

More>>