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上海聯通(上海ユニコム)は27日、番号不足の問題を解決するため、「153」番を本格的にスタートすると発表しました。報道によりますと、およそ10万もの番号が用意されるということです。
これに対して、業界の反応は大きいものです。「153」番は今後、「3G」(第3世代のモバイル通信)へと移行するためのものです。中国情報産業省は2005年、「15」で始まる3桁の番をそれぞれ中国移動(チャイナモバイル)と中国聯通(チャイナユニコム)に割り振り、3Gの本格始動後には3Gに直接移行すると発表しました。3G本格始動後の競争が予測されます。

「153」番が上海で本格的にスタートしたことに対して、聯通華盛上海支社はサムスンなどの携帯電話メーカー6社と、「世界風」のデュアルナンバー携帯電話GSMとCDMAを発売しました。サムスンW579、CORE728B、大顕C8000、UTスターコムT66などの8種類で、携帯電話会社を変更しなくても、同じデュアルナンバーサービスを展開している複数の携帯電話会社のサービスを利用することが可能だということです。これは中国モバイル通信業のデュアルナンバー技術が、実用段階に入ったことを意味しています。(新華ネットより 琳)
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