イランのネジャド大統領は3日南部の都市ブシェールで、「イランは核活動を放棄することはない。イランの核活動放棄を要求する国の態度を受け入れない」と強調しています。
ネジャド大統領は更に、「イランの核活動は完全に透明なことであり、国際法の枠組み内で行われている」と示しています。
同日、ロシアのラブロフ外相は、「ロシアがイランがロシアでウラン濃縮活動を行うことを希望するのは、イランの核危機の解決を援助することである。もし、イランがこの提案を受け入れれば、ロシアはイランのブシェール原子力発電所に燃料を提供するばかりでなく、イランの原子力の平和利用に必要なすべての需要を満たすことができる。また、ロシアのプーチン大統領もこの日モスクワで、「ロシアが提唱した核燃料循環サービス提供の国際原子力エネルギーセンターの設置は、世界で難問となっている核問題の平和的解決にプラスとなっている」と述べました。
別の報道によりますと、オーストリア訪問中の中国の李肇星外相は招きに応じて、3日イランのモッタキ外相と電話会談を行い、イランの核問題の妥当な解決について意見を交換しました。
|