レバノンのラフード大統領は25日ベイルートでキリスト教マロン派のスフェイル大司教と会見し、この地区と世界の急激な変化に対応するため、レバノンの民族の団結を強化し、民族間の親睦を維持する必要性を強調しました。
レバノン大統領府広報局が当日発表した声明によりますと、「ラフード大統領とスフェイル大司教は、レバノンの民族の団結と親睦を維持し強化していくことは、レバノン各側が参加する全国的対話を通じて実現しなければならないという点で見解の一致を見た。また、双方は一連の犯罪行為の発生を防ぎ、犯罪者を取り調べ、法に基づいて処分することに努力しなければならないと強調しあった」としています。
最近、政界の人物やジャーナリストの暗殺事件、及び一連の爆発事件がレバノンで相次いで発生しましたが、これら事件の多くはレバノンのキリスト教信者の住宅区で発生したということです。
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