パレスチナの過激派組織イスラム抵抗運動(ハマス)のガザ地区の指導者、スイェム氏は17日、メディアに談話を発表し、「ハマスはアメリカと対話する準備ができた。一部の政治的問題での立場をアメリカに説明したい」と述べました。
スイェム氏はまた、「パレスチナ人とハマスがテロリストだと、イスラエルはずっとアメリカに信じさせようとしている。ハマスはパレスチナ立法委員会に入り、政策制定に参与した後、アメリカや国際社会との接触や対話を望んでいる」と語りました。
当日、パレスチナのエレカト首席交渉代表は声明を発表し、ハマスが来年1月に行われるパレスチナ立法委員会選挙への参加に反対するアメリカ下院の決定を拒否した」と表明しました。
エレカト首席交渉代表は「立法委員会の選挙はパレスチナ人民の選挙で、如何なる人もパレスチナ人民の民主的選択を尊重すべきだ」と語りました。
それと同時に、ハマスがガザ地区でのスポークスマン、ズハリ氏は当日、ハマスは如何なる外部からの干渉をも拒否し、「立法委員会の選挙はパレスチナの内務で、アメリカには前提条件を押し付ける権利がない」と述べました。
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