パレスチナ自治政府のクレイ首相は15日、来年の立法委員会の選挙の準備のため、PLO・パレスチナ民族解放機構のアッバス議長に辞職願いを提出しました。
アッバス議長はこの日、クレイ首相の辞職を認めるとマスコミに発表しました。アッバス議長は、その際、「パレスチナの法律によって、立法委員会の選挙に参加するものは政府で担当職務を辞めなければならない」と述べましたが、立法委員会の選挙までに、誰が臨時的に首相を務めるかについては明らかにしませんでした。
パレスチナ立法委員会選挙は来年の1月25日に行われる予定で、今のところ、選挙委員会は各側の提出した12の名簿を取っています。このうち、クレイ氏がファタハのリストの中で、第4位に入っているということです。
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