イスラエルの刑務所に拘禁されたパレスチナ解放機構の主流派ファタハの指導者・マルワン・バルグーティ氏は14日、ファタハから離脱することを明らかにすると同時に、新しい政党を組織して来年1月に行われるパレスチナ評議会選挙に出馬する意向を表明しました。
報道によりますと、ダハラン民政相を含むパレスチナの高官らは、バルグーティ氏が指導する新しい政党に加入したということです。来年のパレスチナ評議会選挙に出れば、ファタハやハマスなどにとって最大ライバルとなります。
バルグーティ氏がファタハから離脱するのは、アッバス議長がファタハの候補者リストを調整することに不満したからだということです。
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