IAEA・国際原子力機関理事会は24日午後、EU・欧州連合が提案したイラン核問題に関する決議案を採択しました。これについて関連各方面は直ちに反応を示しています。
イランのモタキ外務次官は25日テレビ談話を発表し、「この決議案は合法的なものではなく、合理的なものでもない。イランはこれを受け入れない」との態度を表明しました。
アメリカのシュルテIAEA駐在代表は「アメリカの目標は依然として、平和的な外交方式で核問題を解決することである」と述べました。
IAEAのエルバラダイ事務局長は同日、「対話と外交の手段でイランの核問題を解決する空間はまだ広い。各関係方面が一日も早く交渉プロセスに戻ることを希望する」と語りました。
これについて、中国の代表は発言の中で、交渉を通じて、IAEAの枠組み内でイランの核問題を解決するようイランとEUに呼びかけました。
ロシア外務省は24日夜声明を発表し、「この決議案はIAEAが引き続きイランとの協力を強化していくことを示している」としています。
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