第59回国連総会は26日午後、会議を開き、コンセンサスグループの提出した安保理拡大決議草案について弁論を行ないました。
カナダ、イタリア、コロンビアとパキスタンの4カ国の代表はその発言でそれぞれ、コンセンサスグループの決議草案を支持し、国連加盟国間の分裂を避けるよう各国に呼びかけました。
カナダのロック国連代表はコンセンサスグループを代表して、その決議草案の内容を説明し、「この決議草案は安保理拡大問題を解決する最も公平で、民主的な方法だ」と強調しました。
パキスタンのアクラム国連代表はその発言で、G4がこのほど、国連で常任理事国拡大の決議草案の強行表決を行おうとしていることに憂慮を示しました。
イタリアのスパタフォラ国連代表はその発言で、「ある国は恐喝の手段でその常任理事国入りへの支持を求めている」と指摘しました。
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