常任理事国増設に反対するコンセンサスグループは21日、第59回国連総会に安保理拡大に関する決議草案を提出し、非常任理事国10カ国を増加するよう要求し、また拡大後の安保理の非常任理事国20カ国の再任と再選を許可するという意見を出しました。

　この決議草案はコンセンサスグループが当日、国連常駐韓国代表団の所在地で非公開会議を終えた後、国連総会に提出したものです。

　この決議草案の内容はコンセンサスグループが7月の初めに各国に届けた決議草案とほぼ同じです。同草案は国連総会に『国連憲章』の関係内容に訂正を加え、安保理の非常任理事国を今の10カ国から20カ国に増やすよう要求し、さらに加盟国の世界平和維持と安定確保における貢献、及び地域均衡原則に基づいて、非常任理事国を選出することを提案しました。

　コンセンサスグループが決議草案を提出する前、日本、ドイツ、インドとブラジル（G4）とアフリカ連合がそれぞれ、各自の『常任理事国入り』決議草案を国連総会に提出しました。