この日、北京代表の陳慧来さんは外国人代表に、ここ数年、中国女性事業の発展状況を紹介しました。陳さんの話によりますと、彼女の友達に多くの女性企業家がいます。これらの女性から中国女性が中国の経済発展に捧げた貢献に関心がありました。陳慧来さんは中国女性市長協会の事務局次長で、「10年前、全国では女性市長は300人しかいなかったが、いま、2倍の600人になっている。女性市長は数だけではなく、彼女らの情熱と政治能力によって、仕事をこなして地域で重要な役割を果たしている。家庭生活、子供の躾や家計でも、中国の女性と男性は平等だ」と話し、また陳慧来さんは、自分の家庭生活について、「私の家で、私と主人はそれぞれの給料を独自に管理しながら使っている。外食時は、いつも私が先に払う。毎回支払って喜びを感じる。これは私にとって、幸福感を味わう時だ。自分の能力と家での地位と価値が現れる。私のような女性が周りに沢山いる」と語ってくれました。
しかし、中国でも女性は事業の展開と生存状況には格差があります。国内の貧困地域では、女性と児童状況は心配されています。例えば、女性は経済の面でまだ独立していません。貧困家庭の中で、女子が男子より、就学していないケースが多くあります。この状況も今回の会議に参加した代表に注目されています。各国の代表は中国との協力を強め、中国の女性と児童状況の改善に参加すると語ってくれました。
オーストラリア代表のジメルマンさんは、これまでにずっと中国内蒙古自治区で、学校に行けない女の子のために募金しています。ここ数年間で数百人の女の子が学校に通うことをサポートしました。ジメルマンさんは取材に答えて、「中国女性が各分野で収めた成果は非常に大きい。しかし、まだいろいろな問題が残っている。中国女性事業の発展で自分にできることを精一杯に頑張っていこうと思う」と話してくれました。
中華全国婦女連合会国際部のスウ暁巧さんは、「外国の多くの代表は、ジメルマンさんと同じく親切で情熱が溢れている。中国の女性と児童事業の発展に多大な努力を払っている。これらの方々の努力に対して、心から感謝する。中国もその他の国が女性事業で収めた成果を学びたい」と述べ、また、「私たちはこの記念会議を通して、外国の男女平等の促進と女性事業の発展で収めた成果を学びたい。また、各国と友好関係を築き、わが国と世界各国との協力を更に推し進めたい」と語ってくれました。
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