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日本人スタッフのつぶやき77ー1ヶ月間のお別れ

2011-09-01 12:45:51     cri    

 9月に入りました。北京の日中はまだまだ30℃を超える暑さですが、朝晩はすっかり涼しくなり、肌寒ささえ感じるようになってきました。

 今日、9月1日は中国の新年度となり、フレッシュな息吹がみなぎる季節を迎えています。学生たちは、今までの2カ月位にわたる中国の長い夏休みを終え、また学校に戻ってきました。

 そして、我が家の二匹の犬たちも1ヵ月間の長い預託訓練から戻ってきました。実はこの夏に日本に一時帰国したり、あちこちに行ったりする機会が多いため、犬の世話をどうしようかとなったのです。ペットを飼っているどこの家庭でもそうだと思いますが、どこかに出かける時、ペットをどうするかが結構大きな問題になりますよね。そこでまだ1歳にもなっていないこの時期に犬を預けて、今の内にしっかりしつけの訓練をしてもらおうということになり、1ヵ月間の長い別れとなったのです。


犬の訓練の様子

 長い訓練生活ののち帰ってきた二匹のメス犬、小黒(シャオヘイ)と小白(シャオバイ)はどことなく一回り成長した感じです。もともと犬を訓練してくれるのは元中国人民解放軍の犬の訓練士だそうで、多分規律正しく訓練されたのだろうと思います。内容は、おすわり、ふせ、人をかまない、無駄吠えしない、人と一緒にまっすぐ歩くなどですが、きちんと出来るようになっていました。以前のような自分勝手な行動はかげを潜め、とてもお利口になっていました。そして、犬を連れて来てくれた訓練士が帰るとホッとしたのか、前と同じようにじゃれて来ます。それが本当に可愛いのです。

 この一ヶ月間の別れでしたが、決して飼い主を忘れてはいませんでした。それにしても、今まで居たペットたちがいないというのは、結構寂しいものですね。今回、やはり家族の一員なんだなあとつくづく感じました。 (小野 博民)

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