朴樹(プー・シュー)は1973年南京生まれで、1994年に大学を中退して音楽活動に専念し、96年10月にプロ契約をゲットしましたが、アルバムデビューしたのは99年でした。デビューアルバムは『我去2000年(GO TO 2000)』という作品で、独特な世界観と多彩な音楽スタイルで中華圏で話題となり、朴樹(プー・シュー)の音楽の才能も業界内外から注目を集めました。また、朴樹(プー・シュー)は控えめな性格でも知られ、メディアでの露出が非常に少ないうえに、作品の数も極めて少ないです。デビュー以来、15年間でたった2枚のアルバムをリリースしただけなので、「音楽活動以外にどんなしごとをしてるの?」「もう活動休止したのでは?」と首を長くしてリリースを待つファンも多く、謎の多い歌手とも言われています。そんな朴樹(プー・シュー)は今年、活動モード全開です。最新曲「送別(ハナムケ)」をリリースしたほか、10月には、人気女性歌手・戴佩妮(ペニー・タイ)とのコラボコンサートを北京で敢行しました。ファン大満足の一年になりそうですね。
【お勧め曲】
「那些花児(FLOWERS)」:数々のアーティストによってカバーされている朴樹(プー・シュー)の名曲、99年のファーストアルバムに収録されています。
「白樺林(白樺の恋)」:ファーストアルバムの収録曲で、ロシア民謡をイメージしたノスタルジックな一曲です。郷愁を駆られる歌詞とセンチメンタルなメロディーで全土で大ヒットしました。
「Colorful Days」:セカンドアルバム『生如夏花(夏の花のように)』に収録されたこの曲は当時TOYOTA自動車のCMソングに起用されていました。
「送別(ハナムケ)」:2013年の最新シングルで、今年3月に公開された映画、管虎(クワン・フー)監督の異色のアクションコメディ『厨子戯子痞子(The Chef, The Actor, The Scoundrel:シェフ・役者・悪党)』の主題歌。
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