林志炫(テリー・リン)は1991年、音楽プロデューサーの李骥(リー・ジー)との2人組ユニット、優客李林(ウクレレ)で歌手デビュー。透明感ある美しいハイトーンボイスで知られ、中国では、3、40代の人なら、彼のグループ時代の曲になじみがあると思います。1995年、グループを解散し、テリーは一時活動を休止していましたが、1997年ソロ歌手として再出発しました。
ソロデビュー後も彼の人気は衰えることなく、数々のヒットを飛ばしています。特に、今年、テリーは湖南衛星テレビの新番組『我是歌手(I Am A Singer)』への出演で注目を集めています。この『我是歌手(I Am A Singer)』はプロの歌手がオーディション形式で審査を受け、歌唱力を競い合うという新型バラエティ番組です。7人のプロのパフォーマンスを500人の観客が投票で順位を付けるのですが、テリーは完璧な歌声で毎週ランキング上位に立っています。彼が番組で披露した曲もネットで話題となり、音楽ダウンロードランキングの上位に食い込んでいます。
【おすすめ】
~「没離開過(right here right now)」~
林志炫(テリー・リン)が番組『我是歌手(I Am A Singer)』に初登場した回に披露した「没離開過(right here right now)」。そしてセリーヌ・ディオンの「I Surrender」の中国語カバーです。この曲で林志炫(テリー・リン)は初登場1位という快挙を成し遂げ、すぐに番組の注目株となりました。
~「認錯(Apologize)」~
林志炫(テリー・リン)がボーカルを務めていたグループ、優客李林(ウクレレ)のデビュー曲「認錯(Apologize)」。この曲は中華圏で大ヒットし、国内では80万枚以上を売り上げた、その年で最も売れた曲となりました。また、この曲で、優客李林(ウクレレ)は台湾・香港・シンガポール等で数多くの賞を受賞し、実力派新人グループとして注目を集めました。懐かしく感じる方も多いでしょう。
~「浮夸(浮雲のように)」~
林志炫(テリー・リン)が番組『我是歌手(I Am A Singer)』の決勝戦で披露した最後の曲「浮夸(浮雲のように)」。1月から始まったこの番組でファン投票の上位を独走してきたテリーは、4月12日に行われた決勝戦で、大陸出身の人気デュオ・羽泉(ユーチュアン)に僅かな差で敗れ、惜しくも2位に入賞しました。番組をきっかけに彼の歌声はより多くの人を魅了し、中国音楽シーンを代表するアーティストとまで呼ばれるようになりました。
~「蒙娜麗莎的眼涙(モナリザの涙)」~
林志炫(テリー・リン)が98年にリリースしたソロ第2弾アルバムのタイトル曲「蒙娜麗莎的眼涙(モナリザの涙)」。彼の代表曲ともいえるこの曲で、林志炫(テリー・リン)はリリースの翌年、台湾版グラミー賞=金曲奨で最優秀男性歌手賞へのノミネートを果たしました。この曲はカラオケでもよく歌われ、中華圏で代表的なラブソングにもなりました。
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