作品賞を受賞した『ギャランツ〜シニアドラゴン龍虎激闘(原題:打擂台)』のスタッフが登場、
ツイ・ハーク(徐克)監督が『狄仁傑之通天帝國』で監督賞を受賞
主演男優賞のニコラス・ツェー(謝霆鋒)(『密告者(原題:線人)』と主演女優賞のカリーナ・ラウ(劉嘉玲)(『狄仁傑之通天帝國』)
今年で30周年を迎えた香港電影金像奨の授賞式が17日夜、香港文化センターで行われました。香港アカデミー賞とも称される同賞は中華圏で最も有名な映画賞の授賞式典で、毎年春に香港で開催されます。今年の授賞式では、低コストで制作された『ギャランツ〜シニアドラゴン龍虎激闘(原題:打擂台)』は、ツイ・ハーク(徐克)監督の『狄仁傑之通天帝國』やウィルソン・イップ(葉偉信)監督の『イップ・マン 葉問(原題:葉問2)』などの話題作を破り、作品賞を含む4冠に輝き、大きな「番狂わせ」となりました。関心の高い監督賞、主演男優賞、主演女優賞は、ツイ・ハーク(徐克)(『狄仁傑之通天帝國』)、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)(『密告者(原題:線人)』とカリーナ・ラウ(劉嘉玲)(『狄仁傑之通天帝國』)がそれぞれ獲得しています。一方、香港以外の地域で制作された作品を表彰するアジア映画賞は、中島哲也監督の『告白』が受賞しました。1999年には日本人俳優・千葉真一が『風雲 ストームライダーズ』で、外国人として初めて同賞の主演男優賞にノミネートされましたが、日本の作品として同賞で受賞を果たしたのは『告白』が初めてです。少年犯罪を題材としたサスペンススリラー映画『告白』は湊かなえの同名小説が原作で、2010年6月5日から日本で公開され、大ヒット。香港や台湾でも上映されましたが、台湾での2010年度興行収入日本映画部門で第1位を獲得。
日本映画『告白』(香港版ポスター)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |