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北京の元宵節を彩るイベント

2012-02-04 21:44:09     cri    

 旧暦の1月15日にあたる今月6日は、伝統的な春節の終わりを告げる元宵節(げんしょうせつ)です。元宵節には、家族の円満を願い、「湯円(タンユエン)」という餡入り団子を食べるほか、夜には幻想的で美しいランタンを観賞したり、ランタンに貼ってあるクイズを当て、楽しんだりする習慣は今も続いています。

 北京の街には、色とりどりのランタンが飾り付けられるなど、準備が進んでいます。6日当日は元宵節を祝う様々なイベントが開催されます。それでは写真を通じて、さっそく紹介しましょう。

 ①明清時代の雰囲気を味わう第3回前門上元灯会

 場所:前門大街

  

 2010年から始まった前門上元灯会は、明清時代の情景を再現します。「皇帝」が臣下を率いて民衆と共に街を歩く姿が見られます。

 前門一帯で開かれている上元灯会は明清時代に盛んになり、乾隆帝も祭日には母親と共にランタンを鑑賞して親孝行し、民衆と共に楽しんだという話が残っています。

 今年の前門上元灯会は、昨年に引き続き、曲芸と呼ばれる民間色豊かな演芸や「越劇」、工芸づくりの実演などのイベントが開催されます。また、老舗がずらりと並び、600年以上の歴史を持つという前門大街は、明清時代の元宵節の雰囲気を醸し出しています。

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