「美食の都」からの招待券
―第8回中国国際美食観光祭が四川省成都市で開催―
中国四川省の成都市はアジアで初めての世界の「美食の都」として知られております。爽やかな初秋を迎えるこの時期、成都市にある非物質遺産博覧園では、9月28日から10月8日にかけて、第8回中国国際美食観光祭が盛大に行われています。今回のイベントは「中国の美食・国際の宴会」をテーマとして、中国国際貿易促進委員会と成都市人民政府が共同主催したもので、各方面に新概念を導入しました。開催期間中には、成都市内で美食の専用観光ラインが開設されるほか、国内外の美食家や観光愛好者を招き、参加者全員で楽しみを分かち合えます。
・初めて成都にある国際非物質遺産博覧園をメイン会場として開催
四川料理、中国語では「川菜」とも言われますが、発祥の地は四川省成都市になります。中国最初のプロの料理人や酒蔵、料理産業基地、食に関する博物館など、すべて成都市で生まれました。以前から伝統と革新の融合を目指して進化し続けている四川料理、現在では6000余りの料理の種類があります。成都市政府は当地の美食を通して、この都市の濃厚な文化の魅力をより多くの人々に伝えようと力を入れています。そして、2010年2月28日に国連教育科学文化機関から「美食の都」の称号が与えられ、世界でも有名になり、アジア初の「美食の都」となりました。今後、成都市政府は発展計画に基づき、2012年をめどに成都市を美食界における世界のトップ都市にすることを目指しています。
中国国際美食観光祭が2003年に開催されてから、今年で8年目を迎えます。そして、初めて成都市にある国際非物質遺産博覧園をメイン会場として開催されます。開催期間中には、一連の美食に関するイベントが行われる予定です。例えば、「千秋の四川料理」をテーマにした歴史的で文化的な展覧会、「秋のオードブル」をテーマした美食産業展、前年度に開発された新メニューを紹介する展示会など。欧米、東南アジア、日本、韓国、中国など多くの国が参加するため、ここでは各国のおいしい料理が楽しめます。
このほか、10月8日まで、メイン会場では「慶祝パレード」や文芸の出し物が毎日行われますので、第8回中国国際美食観光祭に興を添えています。
・世界からの観光客に喜ばれる設備とサービスの提供を目指す
国内外の観光客により良いサービスを提供するため、主催側は観光サイトと提携を結び、開催期間中は「美食観光祭の個人旅行・自由観光」という特集ダイジェストを開設します。このホームページでは交通やホテル、観光スポット、美食など全面的なサービスが提供されています。
また、観光客に第8回中国国際美食観光祭を深く実体験してもらうため、さらに多国間交流を促進するため、メイン会場には多数の体験ゾーンや「美食の専用観光ライン」が開設されました。ちなみに「天府古鎮ライン」が一番のお勧めラインだということです。(編集:馬ゲツ) 旅行・文化へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |