ヘルシー中国の時間になりました。お相手の王穎穎です。高脂肪の食べ物、食品添加剤、殺虫剤、空気中の排気ガスなど、ますます多くの毒素が私たちの生活環境に漂っています。にきび、口臭、便秘、頭痛などは体内に毒素が集まっているシグナルです。健康が脅かされたとき、毒素の排出は毎日欠かせないことです。毒素がたまると病気を引き起こす恐れもあるため、排出しなければなりません。では、毒素とはいったいどんなものなのでしょうか。実は毒素は健康に不利な物質を含んでおり、外部環境から来たものもありますが、体に溜まってできるものもあります。漢方では、体内の湿、熱、痰、火、食がたまると毒素になると言われています。西洋医学では、体内の脂肪、糖分、たんぱく質などの新陳代謝後の廃物や腸内にある食べ物が腐敗してできものが毒素の源だといいます。

　毎日三食を食べても排出しないと、腸内の食べ物の残りが変質、腐敗し、大量の毒素が生まれます。腸は5-6メートルの長さがあり、3.5センチごとに一つの湾部があります。同時に、腸内には数え切れない小さな突起があります。こうした湾部や突起の間には6.5キロの宿便をためることが可能です。しかし、宿便が溜まると腸のスペースがなくなり、動く力がなくなります。二日間以上排泄しないと、体内の残りものの重さは少なくとも6ポンドのボーリングボールほどになります。宿便から生まれた毒素は頭痛、体重の増加、便秘、口臭、不眠、にきびなどなどの問題を引き起こし、肌にもつやがなくなります。

　腸を清潔に保つには、スムーズな排泄を維持することです。毎朝大便をする習慣をつくると良いでしょう。朝のお通じがないのは、正常なことでありません。朝は大腸の動きがもっとも早い時間帯ですから、朝のうちに前の日の残り物をすべて排泄すると、一日リラックスして過ごすことができます。

　では、毒素が排出されるスケジュールを見てみましょう。

　朝3時から5時の間は、肺が毒素を排出します。咳の症状が見られる人は、この時間帯、咳の症状が重くなるでしょう。

　朝5時から7時までの間は、大腸が毒素を排出する時間帯です。つまり、トイレにいく一番いいタイミングです。

　朝7時から9時の間は、小腸が大量の栄養素を吸収する時間です。このため、その前に朝ごはんを食べることが望ましいです。そうしなければ、一日の栄養が不足してしまいます。

　朝9時から11時の間は、リンパの毒素排出の時間帯です。免疫システムがこのとき活発になります。この時間は、静かに音楽を聴いたり、心身をリラックスさせたりします。そうすると、免疫システムがスムーズに働きを終えます。

　午後11時から早朝1時の間は、肝臓が毒素を排出する時間です。熟睡し、徹夜をしないでください。この時間に睡眠を取らないと、肝臓が毒素を排出できなくなります。

　早朝1時から3時の間は、胆嚢が毒素を排出します。やはり熟睡を保つことが必要です。

　夜中から朝4時までの間は、脊髄が造血する時間です。必ず熟睡を保ち、徹夜をしないでください。

　人体の臓器が毒素を排出するスケジュールを把握した上で、健康な飲食を心がけ、体に不利な毒素とさようならしましょう。ヘルシー中国、今日は毒素排出のスケジュールについてお伝えしました。