奇数と偶数による制限措置は、現在二環路内での実施を検討しているらしいです。つまり、市の中心部です。O:車を買制限も相変わらずいろいろあるようですが、こちらも制限が多くなったそうです。
今年の9月末の北京市の自動車保有台数は515万台、400万台から500万台になるまでわずか2年2ヶ月でした。もし奇数と偶数による制限措置が実施されると、それでも車に乗らなくてはという人は2台目の車を買おうとします。
ナンバープレートの抽選に申し込む人がますます多くなり、あたるにはさらに難しくなります。自動車の数でみると、北京は500万台、東京は295万台ですが、広域の東京エリアということで見ると、例えば神奈川県は285万台、埼玉県が275万台、千葉県は245万台で、合計1000万台以上になります。でも、東京エリアにはあまり制限措置がありません。
やはり公共交通手段が便利だから、車で出勤することは贅沢なことという意識、日本人の人が持っている。ただ、これは都市圏だけで、日本でも地方の場合は車がないと生活できないところはあります。
また、人々が規則を守る意識が薄いですね。歩行者はあまり交通ルールを守りません。信号が赤でも勝手に横断したり。運転している人の質も高められる必要がありますよ。突然車線変更や追い越しをしたりすれば、事故になるリスクが高くなるし、逆に通行スピードが遅くなります。
北京のバスはとても安いです。全国で一番安いかもしれません。交通カードを使えばほとんどの場所へ4角、5円で行けますからね。もし安くて時間がきちんと計算できて、居心地もよければ、誰も乗りたいと思います。今は安いだけですね。ですから、同じ渋滞なら、みんな自分の車で待つほうがましだと思っているようです。
データによれば、二環路以内の面積は北京市の6%しかありませんが、30%の自動車が二環路を利用しています。なぜなら、会社、機関、病院、学校などがこの中に集中しているからです。しかもわりといい病院、いい学校ばかりです。ですから、交通問題はただの交通問題ではなく、都市計画全体の問題でもあるんです。
北京で今まで実行された制限措置の中に一つだけわりと効果があったと思います。中心地域の駐車料金の値上げです。王府井、西単などの繁華街では、駐車料金が本当に高いです。昔はよく車で王府井に買い物や映画に行きましたが、現在はもうほとんど行きません。人が多いし、駐車が高すぎます。行くなら地下鉄で行きます。そうすると、もし皆さんがこのような習慣になれば、中心部の交通渋滞の緩和にプラスとなります。
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