中国の東南部に位置する無錫は中国の呉の時代の都です。3000年の歴史を持つ古い町で、昔から美しく、豊かな都市で知られ、『江南の名城』と言われています。 無錫は北に長江が流れ、南は太湖に臨み、西は南京に接し、東は上海に隣接しています。 四季がはっきりしていて、物産豊富で、中国では、「米と魚の故郷」と謳われています。
このほど、『わたしの目に映った無錫』をテーマとする写真コンクールが無錫市図書館で開催され、無錫の美しい風景や現代的な都市の変貌などをとらえた撮影作品が多くの市民を魅了しました。今日の無錫シリーズはこの写真コンクールの作品をご紹介しましょう。
コンクールで展示された200枚余りの写真作品は1500枚の応募作品の中から選ばれたものです。最年長の参加者は87歳、最年少はわずか9歳でした。『美しい無錫』、『過去と現在』などの素晴らしい作品を見た人達は思わず賛嘆の声を上げました。
カメラマンの田強偉さんの作品『美しい無錫』は太湖の美しい風景を撮った作品で、多くの人々の好評を博 しました。田強偉さんのこの作品は太湖のすぐ近くにある鹿頂山の頂上で撮影したものです。この角度から無錫の変容ははっきり見えます。田さんは次のように紹介しています、「昔、無錫にはこれほど多くの高層ビルは無かった。周辺の緑化された風景も今ほど美しくは無かった」と述べました。
ここ数年、無錫の都市建設は急速に発展し、無錫の夜景もますます美しくなってきています。『過去と現在』という作品の撮影者・無錫山禾薬業集団に勤める陸新さんはカメラで無錫市の中心地―ー中山路の夜景を撮影しました。陸さんは「私は中山路で生まれ育ち、ここの変貌をこの目で確認した。中山路の夜景は以前より本当に美しくなった」と紹介しました。
このように無錫は急速に変わりつつあります。
今回、無錫市の多くの撮影愛好者がカメラで無錫の変貌と市民の喜びを記録しました。このことについて、無錫市建設文化芸術センターの沈洵理事長は次のように話しています。
「私たちは毎日、美しい無錫の変貌を感じている。これからも無錫がますます美しくなると信じている」と述べました。
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