11月半ばの北京は最低気温がはや氷点下2度を超え、すっかり冬です。幸い、今週の月曜日(15日)から室内の集団暖房が正式に始まり、冬越しの準備が整えつつあります。ところで、12日にアジア大会が始まった広州は、昼間は25~26度、夜間は15~16度という過ごしやすい日が続いています。
今回は、中国にとって20ぶりに開催する2回目のアジア大会でした。
先日、北京大会のマスコット「パンパン」さんの原型となったパンダ・バスさんは30歳の誕生日を過ごしたニュースが伝えられました。人間で言うと100歳。現在は福州の「パンダ世界」で元気でいるようです。開幕当日のCCTVの特別番組で、バスさんは広州大会のマスコットを抱っこして、そのかわいらしい姿を見せました(写真左は福州新聞網から、右は25歳の誕生日を過ごした時のバスさん)。
アジア大会の北京開催から広州開催までの20年は、中国にとって、最もダイナミックに変化する20年でもありました。中国経済の高度成長がその土台にありますが、今週の番組は、中国の経済や社会の発展にとって一つのステップアップを意味する上海万博をもう一度振り返ってみようと思います。
と言っても、184日間も続き、7300万人が入場したこのイベントをどう総括すればよいのか、悩ましいことです。結果的に、今回の万博は都市の発展をテーマにしていますので、それならば、一つの都市を選んで、その都市と万博開催とのかかわり、そして、万博から受けた影響について具体的に見てみると分かりやすいのではないかと思いました。
今週の番組は、そう言った視点に立ち、「小上海」と言われてきた江蘇省無錫市での取材をお送りします。なお、この取材は、CRI日本語部と無錫市のテレビ局との合同番組の一環として行われたもので、同僚の姜平記者が同行しました(写真↓上は無錫新区にあるサンテック社本社ビル、下は新日電動車社)。
無錫取材特集はこちらからどうぞ(王小燕)
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