ヘルシー中国の時間となりました。お相手の王穎穎です。このお正月はどのようにお過ごしになりましたか?中国人にとって新しい1年の始まりは旧正月です。そして、今年は来週の日曜日が大晦日となります。ですから、あと少しで年越しという感じです。皆さんはお正月はたっぷり休んで、よく寝ましたか?寝ることはもちろん体にいいのですが、実は寝る前の準備作業というのも重要なのです。今日の番組では寝る前にどのような習慣をつけたら良いかについてご紹介したいと思います。
一日の学校や仕事を終えると、体はすでに疲れを感じていて、直ぐに横になりたいですね。しかし、その前にやらなければならないことが幾つかあります。寝る前の習慣はとても大事です。
まずは歯を磨き、体を洗うことです。寝る前に歯磨きをすることは朝の歯磨きよりさらに大事です。また体を洗って皮膚を清潔にすることは、睡眠にもよいのです。
二つ目は、指で髪をすくこと。頭には漢方で言うツボが多く、指で髪をすくと、マッサージと刺激の効果があります。朝晩両手の指で髪をすけば、頭の血液循環を促し、疲労の解消につながります。
三つ目は10分から20分の散歩をすること。ゆっくりと10分から20分ぐらい散歩をすると、血液の循環が体の表面にまで及び、肌の保養にとてもよいのです。そして横になり、新聞や本を読まず、何も考えず、脳の活動を減らせばよく眠ることができます。
四つ目は蜂蜜入りの牛乳を飲むこと。牛乳には睡眠に効く物質が含まれていることは以前の番組でもご紹介しましたが、蜂蜜入りの牛乳を寝る1時間前に飲むと、睡眠に効果的です。そして蜂蜜は血糖のバランス維持にもプラスとなり、早く目が覚めるのを防ぎます。
五つ目は窓を開けて風を通すこと。寝室内の新鮮な空気を保つことも睡眠によいのです。寒い日にも少し窓を開けましょう。そうすれば後でぐっすり眠れますから。しかし、注意すべきことは、布団を頭からかぶったままにしないでください。
六つ目は少し運動すること。寝る前にベッドで簡単な運動をして、体をリラックスさせましょう。横になって、両足を壁に立てかけるようにして上げ、そのまま数分保持します。この動作はすねの贅肉をなくすのに役立ちます。そして壁から離れて、両足を体のほうにできる限り引き寄せ、止められる角度で止め、30秒から1分間この姿勢を保ちます。こうすることにより、太ももの筋肉が形付けられます。
最後は足裏をマッサージをすること。足は心臓から一番離れている部分で、酸素や血液が得にくいのです。特に冬になると、血管が収縮し、血液の循環はますます困難となります。しかし、足は人体のツボが集中している部分でもあります。もし血液の供給が足りなければ、肝臓、腎臓などの機能に影響をあたえることになります。
ですから、寝る前にお湯に足を浸したり、すこしマッサージをすると、血液循環や新陳代謝にもよいのです。
寝る前にこれだけ多くのことをしなければなりませんね。ちょっと多いかもしれませんが、慣れればそれほど難しくはないでしょう。できる範囲で試してみてください。新しい年は、よい睡眠から始めましょう。ヘルシー中国、今日は寝る前のよい習慣についてご紹介しました。また来週お会いしましょう。(ooeiei、小野)
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