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 中国外務省、日本の南海問題での言動に憤慨を覚える

2015-06-12 20:17:55     cri    

 日本がこのほど、多くの場で南海問題についてあれやこれやと言い出していることに対して、中国外務省の洪磊報道官は12日の定例記者会見で「中国は日本の言動に対して重大な関心を寄せると同時に憤慨を覚え、すでに何回にもわたって日本に厳正な交渉を申し入れた」と述べました。

 洪報道官はこの中で「日本は南海問題の当事国ではない。最近のその振る舞いは正常なものではない。日本が南海問題に横槍を入れ、地域国家間の矛盾をあおり、悪意を持って南海情勢の緊張を作り出している。日本側のこうした言動は問題の解決に役立たず、中日両国の政治・安全保障面の相互信頼をひどく損ない、関係改善の流れに全く逆らっている」としました。

 また、このほど、日本が中国の南海における埋め立て建設について騒ぎ出していることについて、洪報道官は「中国が南沙諸島及びその付近の海域に対して言い争う余地のない主権を持っており、一部の島嶼で建設を行っていることは中国の主権範囲内のことであり、法律や情理にかなうだけでなく、いかなる国にも影響を与えず、いかなる国をも対象にしたものでもなく、非の打ち所がない」と指摘しました。さらに「日本が南海問題で特定の立場を持たない約束を守り、南海問題で騒ぎ出すことと中国への非難を直ちに止め、自らの利益のために各国間の矛盾をあおらず、実際の行動で中日関係改善の趨勢を維持し、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が南海の平和と安定を守るために払っている努力を尊重するよう」日本側に促しました。

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