ドイツの近現代史を研究する東京大学大学院の石田勇治教授は「日本とドイツはともに第2次世界大戦の敗戦国だが、ドイツは現在国際社会から信頼を得ているのに対して、日本は歴史問題で隣国と対峙している。ドイツが歴史を正視し、過ちに対して批判を加えたことを理解し、日本とドイツを対比することはとても必要なことだ」と表明しました。
石田教授は「ドイツは、被害者に損害を賠償し、関係者の責任を追及し、ナチズムを復興させようとするネオナチを規制し、現代史の教育を繰り広げ、公衆の記憶に植えつけるなどの活動を通じて、過去に犯した過ちを批判している。歴史を深く心に中に刻むことはドイツの人々にとって生活の一部であり、過去や歴史を正視することは社会の公共的な規範となっている」と述べました。(Mou) 国際・交流へ
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