20150415news5
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IMF・国際通貨基金研究部のフェレッティ副部長は14日、ワシントンで、「中国の経済構造の改革は深遠で積極的な影響を及ぼすだろう。経済発展の減速は中国にとって良いことだ」との見解を示しました。
これは、同日「世界経済見通し(WEO)」の発表の際、述べたものです。フェレッティ副部長は「中国経済は今、構造改革を行っている。今後、成長メカニズムがより均衡的になり、投資だけに頼ることなく、内需拡大へと次第に転換していくだろう」と述べました。最新の見通しでは中国の今年の経済成長率予測を6.8%としました。
中国の構造改革は短いスパンでみると、マイナス影響をもたらすものの、長期的視野に立つと積極的なものであり、経済構造は一層均衡したものになるだろうとの見方を示しています。
フェレッティ副部長は「金融、社会保障、通貨政策などの分野における中国の改革は極めて重要で、中国経済の安定かつ均衡した発展にプラスとなる」と指摘しました。(Mou) 暮らし・経済へ
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