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 世銀、2015年の世界経済見通しを3%に下方修正

2015-01-14 10:52:30     cri    

 世界銀行は13日に公表した経済見通しで、2015年の世界経済の成長率見通しを昨年6月時点の3.4%から3%に下方修正するとともに、中国の成長率予想を7.1%としました。

 2016年についても従来予想の3.5%から3.3%に引き下げ、2017年については3.2%に減速すると見込んでいます。

 世界銀行の報告書は「アメリカとイギリスは労働力市場の回復と通貨政策の緩和により、成長見通しが堅調となる。一方で、ユーロ圏や日本は経済回復の見通しが弱く、相変わらず金融危機に直面している」と分析しています。

 中国については、細かくコントロールされた景気減速を経て、2015年の成長率予想は堅調な7.1%を維持し、2016年は7%、2017年は6.9%になると予想しています。

 また、世界銀行は経済見通しの下振れリスクについて、世界貿易の持続的低迷や主要経済体の利上げによる金融市場の変動、原油安による石油生産国への圧迫、およびユーロ圏や日本の景気停滞とデフレ懸念のリスクなどの要因を挙げています。(ZHL、林)暮らし・経済へ

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