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これは、第12期全国人民代表大会第3回会議の閉幕後の記者会見で、中日関係について記者に質問され答えたものです。
李首相は「今年は中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる年で、中国だけでなく、世界の多くの国がさまざまな形の記念式典を行なう。目的はこの悲痛な歴史を胸に刻むことであり、歴史を繰り返してはならず、第二次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序及び一連の国際法を守り、人類の永久的な平和を守る必要がある」と話しました。
李首相は「現在、中日関係は確かに比較的困難な状況にあり、その根源はやはり先の戦争、歴史に対する認識、正確な認識を終始保持できるかどうかにある。正確な歴史観を堅持するには、歴史を鑑とし、未来に向かう必要がある。一国の指導者は、先人が作り出した成果を継承する必要があるだけでなく、先人の罪行がもたらした歴史的責任を負うべきでもある。当時、日本軍国主義は侵略戦争を強行し、中国人民に甚大な災難をもたらし、最終的に日本国民も被害者になった」としました。
李首相はまた「今年のような重要な年は中日関係にとって試練であり、チャンスでもあると思う。日本の指導者が歴史を正視し、一貫させれば、中日関係の改善と発展に新しい契機が生まれ、自然と中日の経済貿易関係の発展に良好な環境をもたらすことにもなる」と述べました。(劉叡、高橋敬)
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