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 <全人代>張徳江委員長ら、一部地域の分科会に参加

2015-03-11 09:39:58     cri    

 第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議が10日も開催されましたが、全国人民代表大会常務委員会の張徳江委員長や、全国政治協商会議の兪正声議長、中央規律検査委員会の王岐山書記および国務院の張高麗副首相ら中国の最高指導部に当たる中国共産党中央政治局の委員らは一部の代表団分科会に出席しました。

 張徳江委員長は10日午前甘粛分科会に出席し、「国民の福祉の増進を最大の責任とし、国民生活の保障と改善に確実に取り組むと同時に、改革発展と国民生活改善との関係を正しく処理し、改革により科学的な発展を推し進め、発展の成果をもって国民に恩恵をもたらし、経済と社会の発展の活性化を促すべきである。また、国民の実際の悩みと切迫した需要に着眼し、基本年金と社会救助システムを改善し、基本的生活の保障というボトムラインをしっかりと守る」と指摘しました。

 兪正声議長は同日午後寧夏分科会に出席した際、「国が"一帯一路"(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)戦略を積極的に実施するという貴重なチャンスをしっかりと掴み、経済発展の"新常態"(ニューノーマル)に主動的に適応し、各項目の活動を確実に推進していく。また、宗教関連活動を法によって管理し、宗教の過激主義に断固として反対し、信者の生産と生活改善を導く」と述べました。

 王岐山書記は10日午前山西分科会に出席した際、山西省で発生した一連の「腐敗」問題について、「きわめて深刻な教訓だ。この代償をただで払うわけにはいかない。過去を忘れることは裏切りを意味することから、腐敗問題の対策には歴史的・哲学的・文化的な思考が必要だ」と指摘しました。

 また、張高麗副首相は10日午前広東分科会に出席しました。張副首相は「広東は今後も改革開放の全面的深化を推し進める先頭に立ち、イノベーションを通じて発展を促すパイオニアとして、経済構造の戦略的調整で前列を歩み、自由貿易試験区の建設を加速させると同時に、"一帯一路"の建設に積極的に参加し、経済の安定的で健全な発展と社会の安定を実現させるべきだ」と期待を寄せました。(ZHL、林)

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