習近平国家主席や張徳江・全人代委員長ら中国共産党と国家の指導者は6日、各省の全国人民代表団の政府活動報告に対する審議に出席しました。

　中国共産党中央総書記を兼任する習近平国家主席は、江西省の全国人民代表団の審議会議に出席しました。席上、習主席は「中国共産党の革命拠点だった地域、特に中央革命拠点だった地域の発展を促進すべきだ。これらの地域の人々に全国ほかの地域の人々と同じく小康社会（いくらかゆとりのある社会）の成果を共有させるべきだ」と述べました。

　そのほか、全国人民代表大会（全人代）の張徳江委員長は、香港とマカオ代表団の審議会議に出席しました。香港代表団の審議会議に出席した際、張委員長は「中国共産党中央は、香港が香港基本法と全人代常務委員会の決定に基づいて行政長官の普通選挙を実施することを望んでいる。香港各界はコンセンサスを得て、2017年にこの目標を実現させることを期待している」と語りました。（任春生、小山）