李克強首相は5日の政府活動報告で、「至極簡単なことだが、権力を有する者は思うがままに振る舞ってはならない」と指摘しました。「思うがまま(任性)」は元々ネット上での流行語ですが、政府活動報告で現れ注目度が高くなっています。
「マカオ日報」は6日記事を掲載し、「政府活動報告にはネット流行語が少なくないが、『思うがまま』は特に注目されている。お金があれば思うがままといわれるが、お金は個人の財産で、どう使うかは他人には関係がない、個人的な行為である。一方権力は公共財産であり、人民から託されたもので、厳格の監督管理の下で運用しなければならず、少しの『思うがまま』も許されない」としています。
シンガポールの「聯合早報」も同日記事を発表し、「『権力を有する者は思うがままに振る舞ってはならない(有権不可任性)』は昨日中国各ニュースサイトのトップ記事となり、政府活動報告を分析する最も目立つタイトルとなっている。内容面ではこれまでの政府活動報告と大きく変わらないが、ネット流行語の使用は注目されている」としています。(ooeiei、林)
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