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ヨルダン軍当局は3日、過激派組織「イスラム国」に拘束されたヨルダン軍パイロットのムアズ・カサスベ氏が殺害されたと発表しました。これを受け、ヨルダン軍は大規模な報復をする考えを示しました。
「イスラム国」は3日、ヨルダン軍パイロット、ムアズ・カサスベ氏とみられる人物を焼死させた映像をインターネットで公開しました。ヨルダンのテレビによりますと、イスラム国がパイロットを先月3日に殺害していたということです。
ヨルダンのアブドラ国王は3日、国営テレビを通して声明を発表し、カサスベ氏が「イスラム国」に殺害されたことについて「痛恨の極みだ」と述べ、すべてのヨルダン国民の団結を呼びかけました。
また、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長も3日声明を発表し、「イスラム国」によるカサスベ氏の殺害を強く非難した上で、テロ取締りをより強化するよう各国に呼びかけました。
アメリカのオバマ大統領は3日、殺害を強く非難する声明を発表した上で、ホワイトハウスでアブドラ国王と緊急会合し、盟友を支持する決意を伝えました。オバマ大統領は、カサスベ氏の犠牲を銘記すると共に、団結して「イスラム国」を打倒するよう各国に呼びかけました。(ミン・イヒョウ、林)国際・交流へ
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