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 「イスラム国」打倒有志国連合、成功にはまだ遠い

2014-12-04 12:48:13     cri    

 アメリカ主導の「イスラム国」打倒有志国連合は3日、「打倒行動が成功を収めるにはまだまだ時間がかかり、長期的な努力を払い、かつ協力しあって持続的に対応しなければならない」と改めて強調しました。

 「イスラム国」打倒有志国連合はこの日ブリュッセルで、第1回閣僚級会議を開きました。アメリカ、EU・欧州連合、フランス、ドイツ、イギリス、カナダ、エジプト、イラク、レバノン、クウェートなど60カ国の閣僚級代表が参加し、イラクのアバディ首相も出席しました。

 会議後発表した共同声明は「『イスラム国』のイラク、シリアでの拡張は抑制されている。有志国連合の支援の下で、イラク軍とクルド武装勢力はイラクの領土を取り戻している。国際的な協力により、現在、『イスラム国』の資金源や人員募集は抑止されている」としています。

 アメリカのケリー国務長官は会議で、「打倒行動は何年もかかるかもしれないが、現在すでに大きな成果を収めた。有志国連合が実施した約1000回に亘る空中攻撃は、『イスラム国』の指導力を弱めており、その後方基地と戦闘力に打撃を与えた。また、シリアでの打倒行動を引き続き実施すると同時に、今後数週間に有志国連合はイラク治安部隊への訓練と協力に力を入れていく」と述べました。(玉華、kokusei)  国際・交流へ

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