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 安保理、「イスラム国」の日本人人質殺害を非難

2015-02-02 12:53:12     cri    

 国連安全保障理事会(安保理)は1日に声明を発表し、過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質・後藤健二さんの殺害を強く非難し、同組織を根絶させることを強調しました。

 声明は、「今回の犯罪行為は、シリアにいる記者らが直面している危険性が日増しに高まっていることを指摘すると同時に、ISの残虐性と同組織がシリアとイラクの国民に多くの被害を与えていることを改めて示したものだ。安保理は、今回の犯罪の責任を追及し、各国に日本政府などにそのための協力をするよう求める」としています。

 安保理は「ISと同組織が奉じる偏狭さ、暴力と憎しみを根絶しなければならない」と強調する一方で、IS、「アル・ヌスラ戦線」およびその他の「アルカイダ」にかかわる関連団体に対し、身柄を拘束中のすべての人質を直ちに安全に解放するよう求めています。安保理はさらに、武装衝突のすべての当事者に国際人道法に基づき、衝突中の一般市民の安全確保という義務を順守するよう求めています。(Yan、小山) 国際・交流へ

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