2015年対台湾活動会議が26日と27日の2日間、北京で開かれました。中国共産党中央政治局の兪正声常務委員が会議に出席し、重要演説を行いました。

　兪正声常務委員は演説の中で、「この1年、習近平共産党総書記をはじめ、中国共産党中央は対台湾活動を高度に重視し、台湾の情勢と新たな変化を正確に把握し、両岸関係の平和的発展を推進する主張を提出した。各地の各部門は政策と配置を真剣に貫徹し、業務を積極的に展開し、困難を乗り越え、両岸関係の平和的発展の勢いを保ち、新たな進展を遂げた」とこの1年の対台湾活動を評価しました。

　会議ではまた「新しい1年、各地の各部門は共産党中央の要求に従い、各活動を実行しなければならない。『92年コンセンサス』や『台湾独立』反対という共通の政治的基礎に基づき、両岸の政治的相互信頼を引き続き促進し、両岸関係の平和的発展の枠組みを構築するべきだ」とも要求しました。（白昊、林）