兪議長は、「中国は中日両国の善隣友好関係の発展を重視している。双方が4つの政治文書に基づいて、歴史を鏡に、未来へ向かう精神で両国関係を発展させることを主張する。中日関係を改善するには、歴史と釣魚島問題などの突出した問題を適切に処理することが重要だ。国家主権や民族の尊厳などに関わる重大な問題に対する中国の立場は揺るぎないものだ。日本の各界の人たちが積極的な役割を果たし、中日関係が再び正しい発展軌道に戻るよう推進していくことを希望する」と述べました。

　野田団長はこれに対し、「現在の日中関係を非常に憂慮している。中国との交流を深め、4つの政治文書を基に、両国関係ができる限り早く正常な発展に戻るよう推進していくことを望んでいる」と話しました。（怡康、大野）