中国共産党中央政治局が23日に会議を開き、「国家安全戦略要綱」を審議・採択し、2014年の中央の八項目規定の執行状況に関する報告を聴取しました。習近平総書記が会議を主宰しました。
会議は、「『国家安全戦略要綱』の制定と実施は国家安全を効果的に維持するための差し迫った需要で、中国の特色ある社会主義制度を完全なものにし、国家の管理体系と運営能力の現代化を推進する上での必然的な要求だ」として「各分野における国家安全活動をよく行い、国家安全にかかわる各種保障能力の整備を推進して、法治で国家安全維持の全過程を貫くべきだ」としました。
会議は「正しい義利観(政治的には正義と道義を堅持し、経済的にはウィンウィンの原則を守るという観点)を堅持し、全面的で共同、協力かつ持続可能な安全を実現して、中国の利益を守ると同時に世界各国との共同繁栄を促す。大国間関係をうまく運営し周辺の安全環境を作り、発展途上国との団結と協力を強化し、地域と世界の管理に積極的に参加し、世界の平和と発展になすべき貢献をする」という方針を打ち出しました。
また、会議では「国家安全は国を安定させる礎で、中国共産党の絶対的な指導を揺るぎなく堅持し、集中統一で効率的かつ権威ある国家安全活動の指導体制を堅持しなければならない」と強調されました。
会議は中国共産党中央が提出した八項目規定の実施について「新しい成果を上げたが、軽視できない問題が存在する」として、今後「八項目規定の実施を続け、悪習の復活を防がなければならない」と強調しました。(ヒガシ kokusei)
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